中国で生活を始めて2か月たったころ、やっと語学学校が始まった。
地元の深圳大学が開校してくれている夏休みの4週間のコース。本当は4月に来てすぐ再始動したかったけれど、春季コースには途中参加が認められず、あきらめて夏季コースがはじまるまでは自己学習をしていた。
平日の午前中だけ通学し、月~木は中国語を、金曜日は中国文化を学ぶというもの。
募集時は入門(Bigginer)、初級(Elementary)、中級(Intermediate)での組み分けだったが、結果的に初級を選択した生徒が少なく、入門と中級のみの開校に。
わたしはもちろん入門に入学し、合計10名のクラスでスタート。日本人はクラスの半分だったかな。
中国語の授業は一応、文法と会話のふたつの授業に分かれてはいたが、習う内容はほとんど同じで同じ日に内容が被ることもしばしば。
教科書を買わされたのにそちらはほとんど使わず、先生が毎日プリントを配ってくれた。
授業内容は発音や漢字の書き方などの超基礎は行わず、一人称や三人称から、簡単な単語や短文をひたすらリピートしたり、クラスメートと簡単な質疑応答をしあうといった感じだった。
それでも毎日同じ単語を聞いて、話すことはとても効果があったし、お店で注文を頼むくらい・人に自分の名前や出身をいうくらいのことができるようになった。
中国文化体験は、中国茶にはじまり、筆と墨汁を使った絵画、書道を体験(最終週は修了式典)。

それぞれ担当の先生は違い、英語もまじえながら説明してくれた。
授業後は、クラスメイトと学食を食べたり、寄り道したり。
ここで出会えた日本人のクラスメイトは、やっぱり同じ方向を向いて目標をたてていたりと考えが似ていることもあり、尊敬できてすぐ仲良くなれました。
あとはやっぱり、下のクラスはみんなが中国語を全く話せないため、先生も英語を使うことが多かったし、外国のクラスメートとの会話も英語が基本。
基本的な英会話は留学経験からできたため、留学の機会をくれた親に改めて感謝。
4か月の秋期コースが始まる前に、中国語学習を再開し、深圳大学を軽く知って、良いウォーミングアップになったなという印象でした。
なにより、朝起きてやることがあって、人とのかかわりが生まれることの幸せたるや。
ちなみに4週間で3600元でした。
